ホンマにええ日(2024年3月16日土曜日)の記録

2024年3月16日土曜日に、京セラドーム大阪で行われた、Aぇ! groupのファンミーティング「Aッ倒的ファン感謝祭〜みんなホンマにありがとう〜」を見に行くことができた。

10日以上経って記憶は朧げだが、今よりもっと曖昧になったときに少しでも鮮明に思い出せるように、覚えている範囲で記録しておきたい。

 

3月16日、17日の2日間行われる公演に行けるように2連休を取ったものの連番相手ともども全落ちして、ヤケになって弾丸1人旅を計画していたけれど、前日(3月15日)の夕方に制作開放で当選!こんなに関西在住で良かったと思ったことはない。旅行先のホテル取ってなくて本当に良かった。

 

13時

前日に行くことが決まったので、フワフワしたまま京セラドームへ。コートがいらない暖かさでいいお天気。

おたくたちに混ざってとりあえず記念撮影をする。可愛い撮り方を調べておけばよかった。

f:id:otsukemon_3273:20240329192736j:image佐野さーん!

チケットを取れるかどうかで頭がいっぱいで、うちわやペンライトの用意をすっかり忘れており、拳を振ることを余儀なくされる。新規ファンで現場の予定がなくても、うちわは作っておくべきだしペンラは買っておくべきである。

 

14時30分

横のイオンで時間を潰して、会場時間に入場する。始まる前のソワソワドキドキした空気が好きで、いつも早めに入って座っておく。この辺りから、本物のAぇと同じ時を過ごす実感が湧いてきて緊張し始める。

 

16時30分

いよいよ開演。

「コンサート」ではなく「ファンミーティング」だから、公演時間を2時間と仮定して、パフォーマンスは事前の楽曲アンケートで各ジャンル1位に選ばれた曲と、オリジナル曲を数曲(約30分)、残りの1時間半はトークやゲームをする姿を眺めると思っていた

ので、いきなりオリジナル曲「Aッ!!!!!!」から始まって特効が飛んだことに驚き、さらに関ジュ全開の曲が続いて、おまけに「Firebird」まで歌って踊ってくれたことに慄いた。私の「かわええ子ばっかやな」記念日になりました。

バンドもやってくれた。無理だろうと思っていたから嬉しかった。メンバーのブレスの音が聞こえたり、途中手を挙げて煽っているときにバンドの音が途切れていたりして、そういうところにリアルを感じた。リチャのベースに胸を打たれた。

おしゃべりのコーナーでは「普段と違って編集入ってないから〜」と言いつつもいつもYouTubeで見ているテンポ感で、ほんまにこんな感じなんやなぁと思った。

全員すさまじくかっこよかった。画面の中と同じ見た目の人からさらに角を取った感じの人間が動いている、という不思議な感覚。

末澤さんは、内側からぴかぴか輝いていた。ツヤのあるメイクだからとかそういうものではなく、かぐや姫みたいな輝きだった。

正門くんは、顔がちっちゃくてキリッとした男前。井上雄彦が描いたイケメンって感じだった。ギターを弾くときの足がかっこよかった。

リチャは、制作開放席から見ても視線の動きが分かるくらい瞳が大きくてキラキラしていた。全身がこなれ感に溢れていて一挙手一投足がオシャレだった。

こじまは、いまだかつて見たことがない立体的な横顔とモデル体型。世紀の大イケメンだった。思っていたより立派な体格で、衣装のジャケットがよく似合っていた。

晶哉は、ここ最近のビジュアルの極まり具合から覚悟をしていたけれど、遥かに上回るかっこよさ。笑うと周りにほわっと小さな花が飛ぶような年相応の可愛らしさもあった。

そして何より、デビュー発表という記念すべき瞬間に立ち会えた幸せ。感無量。これに尽きる。これから3年くらい何のチケットも当たらなくたって、これに行けたんだから仕方ないかと思えるくらい。

昨年末から辛いことばかりで、どうやって自分の気持ちを整理したらいいのかずっと分からなかった。今の正直な気持ちを初めてメンバーとファンで共有できたような気がした。皆(メンバー含め)同じように感じていて、それぞれのやるせなさがあって、それでも各々のペースで前に進んでいくしかないんだと少し思えるようになった。ど新規の私ですらそうなのだから、昔から応援してきた方は私が想像できないくらい複雑な気持ちなのだろうなとも思った。彼らがデビューするにあたって、あの空間は必要だったと感じた。

 

18時30分

アンコールでは後輩の関ジュたちと喜びを分かち合いながら歌って終演。とにかく、ファン感謝祭という名前に違わないイベントだった。

いろんな感情がないまぜになってとにかく興奮していたので、軽食を食べて帰る予定を変更して近くのロイホで取り急ぎお祝いした。

普段なら絶対選ばないステーキを食べ、下戸なのでいちばん豪華なパフェを祝杯代わりにした。五臓六腑に染み渡るおいしさだった。

今は、デビューシングルの情報解禁が日々の楽しみの一つです。ホンマにデビューおめでとうございます。

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私のフェイラーコレクションを見てください

素敵ブロガーたちの素敵フェイラー紹介記事を読んで、いつか書くぞー!と意気込んでいました。

現在、私のフェイラーコレクションは4枚。最終的に7枚(1週間分)まで増やしてよいことにしているので完全体ではないですが、待てないので書きます。

 

ハンカチを忘れた日に母から借りたのがたまたまフェイラーだったのが出会いです。頼りがいのある手触りと吸水力に大感動。折に触れてフェイラーの手触りに思いを馳せつつもマダム御用達のイメージが強く、使うのはもう少し先かな〜と思うなどしていました。

転機は、SNSの広告にとっっっっっっっっても可愛い、ドット絵のようなタッチのお寿司柄のハンカチが表示されたことです。物欲に駆られてブランドを確認するとフェイラーでした。

こんな可愛いのもあるんや?とサイトを確認するとわんさか出てくる可愛くてちょっと変わった柄たち…サイトを開くといちばんに出てくるブランドコンセプト「心はいつだって踊れる」…好きだ!

 

こうして購入したのが、ラブラリーバイフェイラー「オースシ」です。

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美しく並ぶお寿司たち🍣光り物の表現力がすごい。シャリはラメ入りの糸で織ってあって、おこめのきらめきまで再現されています。バランや瓢箪形の入れ物に入った醤油もあるのが可愛い。

 

元々ハンカチが好きで20枚ほど集めていたのですが、フェイラーを手に入れてからは1日おきにフェイラーを使ってしまう。

フェイラーのハンカチってギッチリ分厚いわりに乾くのが早くて、1日ポケットに入れて持ち歩いてもなぜかびちょびちょにならないんですよ。使えば使うほど惚れ込んでしまい、ハンカチはフェイラーに統一することにしました。

 

決意の2枚目、フェイラー「コンチェルト」f:id:otsukemon_3273:20240227170842j:image

祖母の誕生日プレゼントにお揃いで2枚買いました。祖母(ピアノの先生)と私(中高大吹奏楽部トランペットパート)をずっと繋いでくれた音楽の柄。祖母がすごく喜んでくれて嬉しかった思い出つき。音符が楽しげで大好きです。私のコレクションの中でいちばんお上品なデザインなので、ちょっといいところに行くときに持って行きがち。

 

3枚目、フェイラー「フレッシュキウイ」

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ちょこんと佇むリアルめキーウィが決め手です。キーウィ大好きで、一緒に暮らすことを夢見たくらいなので携帯できて嬉しい。色合いが爽やかで可愛い。キウイの種の豊かな表情といい、地の水色とアイボリーのグラデーションといい、シュニール織の表現の幅を感じる1枚です。

 

キャラ物は控えるという誓いをあっさり打ち砕いた4枚目、ラブラリーバイフェイラー「イコカフルーツミックス」

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大阪限定のICOCAのイコちゃんデザインで、しかも、粉もん通天閣お笑いじゃなくてミックスジュースデザインなんて、買うしかない!!!みずみずしいフルーツとイコちゃんのおとぼけフェイスが可愛くて、見るたび笑顔になるゴキゲンハンカチなので休日明けはこれで気分を上げます。

 

並べてみると青系ばかりで自分の好みが浮き彫りになりますね。4枚とも同じだけ気に入っているので、毎日満ち足りた気分。

あと3枚はどんなのを選ぶんだろう。気長に集めるのも楽しいです。1枚は王道の花柄がいいなぁ。

 

今年始めてよかったこと

2023年は大学を卒業して社会人になったことで、生活リズム、考え方、懐事情すべてが大きく変化した1年でした。

そんな今年を振り返って、始めてよかったことをまとめました。ずっと始めたかったことも、なんとなく習慣になったこともあります。

 

お花


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お花を生けるのが下手で、いつか習ってみたいと思っていたら職場の目と鼻の先に教室を見つけたので始めました。

おとぎの森、モード、秋の野原…など、水盤の中に世界(先生からイメージを伝えられることも、私が勝手に花材を見て思い浮かべることもある)を作り上げていくのが、すごく難しいけれどすごく楽しい。お花のいちばん盛れている姿をうまく見せられるとすごく嬉しい。

季節の移ろいを感じられるし、自分では選ばない花材の魅力を知ることができる。月4回お稽古があるので必然的に「花を絶やさない生活」になるのもすごく良い。家に生のお花があるとパッと明るくなって気分が上がります。

頭のリフレッシュにもなっています。オードリー若林さんの「ネガティブを打ち消すのはポジティブではなく没頭だ」という言葉は真理ですね。なにかに集中する時間を設けることの大切さを痛感しています。

可能な限り続けたい習い事です。

 

日記

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何度目の正直か分からない日記。桜花さんのブログを読んでまた頑張りたくなりました。

5年日記のすゝめ - 欲しがります負けたって

1年タイプだと、何日か書けない日が出たら(今年もあと◯ヶ月だし…)とすぐ諦めてしまうので、あえて3年日記にしました。桜花さんが使っていらっしゃるのも5年日記ですし。

実際今年は1ヶ月くらい書かないときもあったけど、あと2年あるし〜とゆるく続けられました。穴だらけでも見返すとけっこうおもしろい。2024年は毎日書くぞ。

 

週1リントンズ


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週に1度、仕事帰りに阪神百貨店のリントンズで紅茶をテイクアウトするのが、自分へのご褒美として習慣化しました。お酒は飲めないけど、頑張った自分に祝杯をあげたい。リントンズはおいしい紅茶をサッと楽しめて、そんなときにぴったりの場所です。

お店のそばのイートインスペースで飲んだり、外のベンチで御堂筋を眺めながら飲んだり、気ままで楽しい大切な時間です。

1杯につき1つ押してもらえて、10杯分貯まると1杯無料になるスタンプカード(無期限!)の存在も、通うのを後押ししています。貯まっていくスタンプを見るの楽しい。

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朝イチで「アンミカーニバル」を聴く

‎アンミカーニバル - AHN MIKAの曲 - Apple Music

朝に弱いので、気分が上向きになる曲を探して見つけた最適解が、アンミカさんの「アンミカーニバル」でした。

まず、ジャケ写を見るだけでだいぶ元気が出ます。真っ赤な衣装を着たアンミカさんの晴れやかな姿が素敵。歌声も朗らかで素敵です。

歌詞もメロディーもとびきりポジティブで、今日も頑張ってみようと思わせてくれる。特に「完璧じゃない自分も好きでいられることがとっても素敵」の部分は心のノートにメモりました。

要するに、毎朝ポジティブな暗示をかけています。自分に合っているので、これからも続けたい習慣です。

 

2024年に向けて

今年は今を充実させることに重きを置いていたので、来年は未来の自分に投資するようなことを始めたいです。勉強とか。数学をきちんとやり直したいし、運動する習慣もつけたいなぁ。来年の自分に期待しつつ、今年残り1週間ほど乗り切ります🏄

 

クッキーは健康に良い。

[http://blog.hatena.ne.jp/-/odai/26006613550726775:title=お題「大好きなおやつ」

おやつの時間になると、大人になってよかった!と思う。

自分の気分に合わせて選んだお菓子を、自分の好きなお皿に盛り、自分が思う最高ペアリングの飲み物を用意して、味わう。おやつの時間は、自分で選択する自由を噛み締める時間だ。クッキー1枚すら親の承諾なしに食べられない子ども時代なんか、ぜったいに戻りたくない。

本題に入る。私のいちばん好きなおやつはクッキーである。いちばん好きなアイスのフレーバーもクッキーアンドクリームなくらい大好きだ。

クッキーのどこが好きかと聞かれて、甘いとか香ばしいとか可愛いとかいろいろあるけれど、何よりも1個のサイズが小さいところが好きだ。

小麦のお菓子を頬張って口の中がパサついたところに熱いミルクティーをゴクリと流し込む快感って何者にも変えがたくて、このためにおやつを食べていると言っても過言ではない。この快楽を味わうにはスコーンが最適だが、私には1個でも大きすぎる。スコーンに限らず焼き菓子は全般的にちょっと多い。多いな…と思いながらも大好きでおいしいので完食して胸焼けしたりする。もちろん欲に負けてキャパ以上に食べちゃうこともあるが…。これは弱めの胃を持って生まれた者のさだめである。

その点クッキーは、体調に合わせて量を調節しやすい。今日はヤンチャにみっつ食べちゃおう!ができる。お皿にたくさんおやつが乗っていて嬉しい。のどごしの快感も味わえる。満腹にならない。消化不良を起こさないくて嬉しい。

クッキーは、私の身体と心の両方を健やかに満たしてくれるのだ。

 

最後に、とりわけ好きものを挙げておく。

ムーンライト、アルフォートクルミッ子(紅屋)、雪やこんこ(六花亭)、マカダミア・ショコラ(ヴィタメール)、ラング・ド・シャ(アンリシャル・パンティエ)、アマンド(リッチフィールド)

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買ってよかったもの2023

お久しぶりです。誰かの「買ってよかったもの」を読むのが大好きなので、私も振り返ってみました。思い切った良い買い物が多かったです。

genten ミネルヴァ ショルダーバッグ


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大のお気に入りだった先代ポシェットに寿命が訪れてしまい、いろんなお店をリサーチ&試着した結果たどり着いたのがこちら。必要最低限の荷物が全部入って、どんな格好でもどんな場所でもなじむ色とデザイン。しっとりした革が気持ちよくて、金具にも革が巻いてあるところが好き。丸みがあるのに自立するのも良い。

marimekko All Day Bucket Solid ショルダーバッグ


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通勤かばんです。ショルダーのウニッコ柄とキリッと四角い金具が素敵。ノートパソコンも入ります。軽くて自立して自転車のカゴに入れるのを憚られないナイロン素材って最高。革だとカゴに入れるとどうしても傷がつくので、日常的に自転車に乗る私はショルダーじゃないと革バッグを持てません…

Paul Smith スプリングコート

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お店に飾ってあったのを見て一目惚れし、試着すると肩のラインがぴったりな上にめちゃくちゃ似合っていたので、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入。長かった袖も詰めてもらって、真のジャストサイズの威力を知りました。まだ一度も着れていませんが眺めているだけで幸せ。早く春が来ないかな。ボタンがすべすべの木でできていたり、ベルトのバックルに革が巻いてあったり、細部まで可愛い!

SWAROVSKIのリングとネックレス

f:id:otsukemon_3273:20231206174035j:image左下は母のリングです。

両親からの成人祝いで自分で買ったものではないですが、とても気に入ってるので。20歳になる前から「成人祝いにアクセサリーを」と言ってくれていて探したものの、ピンとくるものが見つからないまま2年ほど経ち、自担がモデルをしているという理由で立ち寄ったスワロフスキーで見つかった理想的なネックレスとリング。石の大きさ、リングの地金の幅、チェーンの細かさなど、思い描いていた通りで感動。思い返せば、私が生まれたときも、1歳の誕生日プレゼントも、10歳の誕生日プレゼントも、両親からスワロフスキーのオブジェを贈ってもらってるので、縁のあるブランドなのかもしれません。

antsally いいおんな(スチール・フロスト)

f:id:otsukemon_3273:20231206174444j:image数年前にインスタで作品を見てショップをフォローしているうちに作者の蟻さんのファンになり、購入を試みるも失敗…を何度か繰り返してやっと私の元にやってきたピアス。ヘッドのビーズ刺繍がすごく精密で、背筋が伸びる気持ちになります。ぶら下がってるパーツもかわいさとかっこよさのバランスが天才的。あと軽いです。「antsallyのアクセサリーはいちばん似合う人の元に行くんだよ」と蟻さんからのお手紙に書かれていたのだけど、たしかにスチール・フロストは私が世界でいちばん似合っている自負がある。そういう気持ちにさせてくれる素敵な作家さんと作品です。

FEILERのハンカチ


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左から、「コンチェルト」、「フレッシュキウイ」、「イコカフルーツミックス」。「コンチェルト」は祖母とお揃い。「フレッシュキウイ」は大好物のキウイと大好きなキーウィ柄。「イコカフルーツミックス」はイコちゃんの可愛さに抗えず。フェイラーの吸水力の虜になり、他メーカーのハンカチを手放したくらい愛してるので、また別にブログ書きたいです。

大倉陶園 ブルーローズ8211 C&Sと銘々皿


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記念すべきマイファーストティーカップ。公式オンラインストアの周年キャンペーンで、C&Sのお値段はそのままに銘々皿がつくスペシャルセットがあり、ありがたい機会に感謝しつつ購入。澄んだ白地に浮かび上がるような青いローズと繊細な金彩がうっとりするような美しさ。本当に白がきれい。こんなきれいな白を見たことがない。飲み心地は言うまでもなく素晴らしいです。唇のカーブに寄り添う感じ。ティーカップを集めようかなと考えていましたが、初手の満足度がめちゃくちゃ高くこのまま終わりそうです。

ARABIA ムーミンの日マグ シーブリーズ


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アラビアでは毎年「ムーミンの日」に限定柄のマグが出ます。今年は海、島、貝殻、野の花…私の好きなものしか描かれてない、しかも白地に藍の線描というあまりにも私好みのデザインでした。苛烈な競争の中なんとか手に入って嬉しさもひとしお。公式では惨敗したのでscopeで買いました。アラビアのムーミンマグは、飲み口がシュッとしていて口当たりがモッチャリしないところが好きです。

ittala ティーマ(ブラック)


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頭の片隅にあった、何色のティーマ買うか問題がついに解決しました。中までつやつやで真っ黒なのが最高にかっこいい!ミルクティーや牛乳が似合う!こちらも飲み口はシュッです。イッタラのシールは取る派。

昭和の型板ガラスのお皿


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いつかほしいなぁと思っていたら百貨店の催事で見かけたので買いました。岐阜のpieniさんのものです。「銀河」という名前の柄で、ひとつひとつ柄の出方が違って選ぶのも楽しかった。寒天やフルーツにぴったりのお皿。アクセサリーを乗せても素敵。

THERMOS ステンレスランチジャー


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全国のお弁当作りを頑張っている皆さん、ステンレス製のお弁当箱って素晴らしいですよ!まず、においがつかない。ハンバーグやミートボールを入れた次の日にほんのりにおいが残っている…ということがないです。熱伝導に優れているので、冷めるのが早い。わっぱのように手入れに気を配る必要もないけれど、なんとなくおいしそうに見える。欠点を挙げるなら少々重いことくらいです。このTHERMOSのお弁当箱は、パッキンを取り出しやすいようにフタに切れ込みが入っていて洗いやすくて気に入っています。保冷バッグもついていて至れり尽くせり。

初代プリキュアのあれこれ


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今年はプリキュア20周年にちなんで、歴代プリキュアのグッズもたくさん出ました。初代ドンピシャ世代の私にはたまらないものも多かったのですが、頑張って厳選した結果購入に至ったのがコスチュームとカードコミューンのミニチュア。どちらも500円前後とは思えないほど細かいところまで作り込まれています。可愛いよー

シュタイフのくま

f:id:otsukemon_3273:20231206182317j:image長い人生のなかで、これぞというシュタイフのくまに出会えたらいいなと思っていたら想定より早く出会えました。小さくて鼻がまるっこくて耳が小さくて、水色のリボンをしたおしゃれなこぐまです。気品にあふれています。家に持って買えるとき、重みが幸せでした。こういうことができるの、社会人の醍醐味って感じで嬉しかったな。

COVERMARKのベース一式

顔にあざや傷など気になる部分があって隠したいなら、カバーマーク以上に満足できるブランドはないと思う。それくらい自然になかったことにしてくれます。デパコスの中では手に取りやすいし継続できるくらいの価格設定です。この効果ならむしろ安い。今年いちばん買ってよかったものかもしれないです。

エテュセ×大西流星 アイシャドウ(絶対的ピンクベージュ)/リップ(しのばせフィグ)


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りゅちぇは私のメイクのお師匠なので、抽選頑張って勝ち得ました。色見えないと意味ないやろって写真ですが、このシンプルでノイズのないパッケージも、老若男女問わずメイク楽しもう!というりゅちぇの心意気が伝わってきて好きです。私は締め色を乗せると老け込むので、ベース色とピンクラメだけの「絶対的ピンクベージュ」は抜け感が出て理想的。「しのばせフィグ」も肌馴染みが良く、顔色が明るく見えるのでヘビロテしています。

無印良品 精油の香り 地肌ケアシャンプー/コンディショナー

数年使っていたシャンプーが廃盤になってから合うものを見つけられずにいたのですが、これは大丈夫でした。猫っ毛がまとまってサラサラで良い感じ。私は皮脂の取りすぎから頭皮にかゆみやベタつきが出るのですが、今のところ健やかです。香りが強すぎないのも嬉しいところ。

SONY LinkBuds S

f:id:otsukemon_3273:20231206194617j:image愛用していたiPhone付属の有線イヤホンがご臨終したので購入。音質も値段も中間あたりのものを選びました。見た目も質素すぎるくらいでちょうど良いです。ノイズキャンセリングすると電車が静かですごく快適!とにかく電車通勤がストレスなので、多少楽になって生活の質が上がりました。

マイルドライナー マイルドダークグレー

f:id:otsukemon_3273:20231206195649j:image文字が目立たなくなる蛍光ペン。タスクを消していくことに快感を覚える人におすすめです。早く消したくて仕事を頑張れます。

 

今年は、漠然といつかほしいなと思っていたものがワッと手に入った1年でした。素敵なものに恥じない人間にならなくては!環境の変化についていくのに必死で本をあまり読めなかったことが心残りなので、来年は積ん読をどんどこ消化していきたいです。ブログももっと書きたいです!

愛しの缶コレクション【手のひらサイズ編】

 

人間は、二種類に分類することができる。缶を捨てる者か、捨てない者か。

私は完全に後者です。

先日、マツコの知らない世界でお菓子缶が取り上げられましたね。中身・外見・二次利用と、缶の魅力が多角的に特集されていてとても興味深かったです。誇らしげに並ぶ缶たちが眼福でした。

私も細々とですが缶を集めていて、それなりの数になったので紹介します。一度に全て紹介すると長くなるため、今回は手のひらサイズに限定します。大きめサイズもいずれ書く予定です。

 

 

B.B.Chocolate

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この缶はサイズで言うと中くらいなのですが、私が収集を始めるきっかけになった思い出の品なので最初に紹介しておきたい。

小学生の頃に母からもらったもので、多分缶に描かれているのと同じクマの形のチョコレートが入っていたはず。どこがそんなに響いたのかと聞かれると正直よく分からないのだけど、いつ見ても新鮮に可愛くて生き残り続けている。正方形も、少し深い赤の色味も、テディベアの毛並みも全部大好き。中にはカプセルトイの説明書を入れています。

 

小さいスライドケース

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上は はとこからのホワイトデープレゼント。たしか飴ちゃんが入っていた。楽しそうにお買い物するミニーとデイジーの表情と、ややすくみがかったパステルカラーがお気に入り。お洋服の描写が細かいのも可愛いポイント。

下もいただきもので、ムーミンの怯え顔とトーベのペン画なのがムーミン好きに刺さる。中身は忘れました。このサイズは、薬やヘアピンなど細々した物を整理するのに重宝します。

 

ハワイのミントタブレット

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ハワイのミントタブレットは安価で可愛いうえに種類が豊富なので、これだけでも集めがいがありそう。

上は友人からのお土産のナンバープレート柄。文字の部分にエンボス加工が施されていて、再現度が高いのが魅力。

下はハワイ旅行の自分土産にしたハワイ諸島の地図柄。なぜかハワイの島の並びがめちゃくちゃツボで、お土産のほとんどが地図柄になった思い出つき。アンティーク調なのが堪らない…

 

浅田飴糖衣 赤玉林檎

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みんな大好き中村佑介!!!中村さんのイラストは、情報量が多いのに「埃っぽい都会の空気で喉を痛めても、浅田飴を舐めると山の澄んだ空気の中で気持ちよく歌えるかのように潤いますよ」というストーリーが見えるのがすごい。私は中村佑介の「省略」フェチなので、耳の内側から耳の後ろの髪にかけて くるりんとした線がとても好きです。

他に檸檬味と白桃味があり、新年には干支モチーフの限定缶が発売されます。どれも最強に可愛く、それゆえに2つ目を手に入れると全部揃えたくなるので我慢しています。

 

ちいかわ×だろわいよ ちいかわショコラ(グリーン)


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ちいかわとダロワイヨのコラボチョコレート。ちいかわの狂気じみた世界観を忘れさせてくれるほんわかデザインです。こういう主線なしのキャラクターに弱い…ふわふわ度合いが増すからでしょうか。この缶は、側面が凝っていてとても可愛いです。マカロンに乗ってラベンダー色の空を飛ぶちいかわたち…なんてメルヘンな空想にふけってしまう。

 

モロゾフ オー・ド・ミエル(ブラン)

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繊細なレースのようなエンボス加工にアンティーク調の金のロゴ、マットな質感と、とにかく上品な缶。手のひらに収まるサイズが清楚さを際立たせていて、大きさによって印象が左右されること実感します。この缶を眺めていると、バラ園のテラスで紅茶を飲みたくなってきます(また妄想してる…)。

これは底にタブレットチョコレートが敷き詰められていて、想像の倍くらいチョコレートが入っています。これで1,000円以下なのがモロゾフの恐ろしいところです…

 

風月堂 ミニゴーフル

f:id:otsukemon_3273:20230222182618j:image映り込みは見て見ぬふりをしてください…

お馴染みのゴーフルが手のひらサイズになったミニゴーフル。今までゴーフルの缶に特別な感情を抱いたことはなかったのですが、これを見てデザインの素晴らしさに気づかされました。多分大きいサイズだと迫力が勝るのだと思う。和の要素もありつつハイカラで、地の灰がかった茶色がかっこいい。

缶はミニの方が好きですが、食べるのは通常サイズが好きです。レコードを食べてるような謎の背徳感がある。

 

VESTRI アンティーカ・ジャンドゥイア フィオレンティーナ


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数年前に大バズりした、イタリアのすくって食べるチョコレート。温めて食パンにディップするのが個人的におすすめの食べ方です。シンプルながらも上品で洗練された印象の缶で、フレーバーごとに缶の色が違うので贈る人のイメージカラーや推し色で選ぶのも楽しそう。

このチョコには、ごく小さな金色のスプーンも付属しており、それもとても可愛いです。(比較:一般的なデザートスプーン)

 

ゴンチャロフ ガルニエ ポール・セザンヌ「りんごとオレンジ(部分)」


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世界の名画をモチーフにした、大人気のガルニエシリーズ。これは昨年購入しました。この作品の、りんごとオレンジの弾むようなリズムが大好き。印刷が油彩の立体感が感じ取れるほど鮮明で、うっとりする美しさです。屋根のような形のフタと蝶番が、童話に出てくる宝箱のようで素敵。中にはとっておきの貝殻を入れています。

ゴンチャロフには思うところがあるので今年は購入していませんが、素晴らしい商品がたくさんあるので改善されてほしい次第です。

 

グランマ・モーゼス展 「アップル・バター作り(部分)」アイシングクッキー


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2021年に開催された、グランマ・モーゼスの愛称で親しまれるアメリカの国民的画家アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼスの生誕160周年を記念した展覧会の公式グッズ。農民の暮らしを描いた素朴な作品は、眺めるだけで穏やかな気分になります。

この作品の萌えポイントは裏面。絶妙なオリーブグリーンと、文字の組み方がおしゃれで可愛い。そしてこの缶も蝶番です。今は中にボタンを入れています。

 

おわりに

こうして並べてみると、好みが見えてきておもしろいですね。想定していたよりシックな缶が多くて驚きました。

手のひらサイズの小さい缶は、場所も取らないですし手頃な価格のものが多いので、缶コレクションのおためしにおすすめです。ただし、買いやすいがゆえにハマるとすぐ増殖するので要注意です。

 

 

 

 

「見立て」の世界へ! 田中達也『おすしがふくをかいにきた』

 

今週のお題「最近おもしろかった本」

こんにちは、みずなすです。

私は絵本が大好きです。絵本にはいつ見ても心躍る素晴らしさがあります。『ぐりとぐら』のカステラとか『ぐるんぱのようちえん』のビスケットとか『こんとあき』の駅弁とか…食べ物ばかりだな。

絵本というのは「子どもの本」ではなくて、ひとつの「ジャンル」です。児童書もしかり。そもそも本には売る側が想定するターゲット層こそあれど、対象年齢は存在しないというのが私の考えです。だから50歳が『かいけつゾロリ』を読んだっていいし、7歳が村上春樹を呼んだっていいんです!読書は自由だ!!みんな好きな本を読もう!!

田中達也『おすしがふくをかいにきた』白泉社

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そんな私が最近読んでとても良かったのが、田中達也さんの絵本『おすしがふくをかいにきた』です。

世界中で大人気のミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さんは、日常にあるものを別のものに「見立て」た写真を、2011年から毎日(!)InstagramTwitterにアップされています。

最近の作品で私がとくに好きだったのは、ムーミンハウス。綿棒でムーミンの世界を表現できるなんて、田中さんのアイデアには感動するばかり…

『おすしがふくをかいにきた』は、おすしやアイスやいちごがいろいろなお店にお買い物に行くお話。田中さんの作品には普段登場しない食べ物キャラが可愛くて、全体的にポップな印象の絵本。

店内も商品も「見立て」がふんだんに使われていて、「次はなにがくるんだろう?」と予想するのが楽しい!オチも秀逸。あの人があんなところにいたり、すみっこでは別のストーリーが繰り広げられていたり、読むたびに新しい発見があります。ひとりで楽しむもよし、友達や親子で楽しむもよし、幅広い年齢が楽しめる絵本です。

 

田中達也『くみたて』福音館書店

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こちらは田中さんの第1作目の絵本。

まず、タイトルがいい。「見立て」という言葉を「くみたて」という言葉に見立てている。田中さんの作品にはすべてダジャレに絡めた名前がつけられるのですが、はじめての絵本とあって田中さんの作品っぽさが全面に出ていますね。

絵本出版の老舗・福音館らしい格調の高い内容で、いろんなものがどんどん組み立てられて、予想の斜め上をいく姿になっていくのが小気味良い。大きめの絵本なので、ひとりで読むよりは大人数の読み聞かせなどすこし離れた場所から見たほうが全体を把握できてわかりやすそう。

いま写真を見て気づいたのですが、田中さんのインスタ、2作目が出版されるまでのあいだにフォロワー10万人も増えたんですね…すごい…(1作目が6月、2作目が先日発売だったのでその間約4ヶ月)

 

【おまけ】銀色夏生『かわいいものの本』角川文庫

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これは最近というか、人生でいちばん大切な本。小さいころ図書館で借りては返しをくりかえしていたら、母が古本屋で見つけてきてくれた思い出があります。(当時すでに絶版していた。)

詩人の銀色夏生さんが長い間あつめてきた「かわいいもの」を一冊にまとめたもの。自分がなにげなく見ている世界って、こんなにすてきなもので溢れていたんだ…と気づかせてくれます。添えられた手書きの短い詩とイラストがまた味わい深くてかわいい。私はとくに「きゅうりこぞう」のページが好きです。

そして、この本は装丁も素晴らしい。文庫本なのが小さな宝箱って感じだし、オールカラーだし、表紙は和紙っぽい少しざらっとした質感の紙で、すべてがこの本のもつかわいさと調和しているのです。

現状、電子では取り扱いがあるものの紙は絶版していますが、この本にかんしてはぜったいに紙で読んでほしいです。これから読む方にも小さな文庫本をひっそり開く胸の高鳴りを体験してほしい…復刊希望…

もしお棺に一冊入れてもらうとしたらこの本を選ぶし、なにかあったときはこれを持って逃げたい。私のお守り的存在です。